2022年度のN Code Laboを締め括るLT大会を開催しました!【東京・横浜】

2022年度のN Code Laboを締め括るLT大会を開催しました!【東京・横浜】

3/19(日)にN Code Labo新宿・横浜教室にてLT大会を開催しました。教室での対面発表会は実に3年ぶり。

新型コロナウィルスの影響で、前回まではオンライン(Zoom)上での開催でしたが、今回は数年ぶりに教室での開催!
発表者の皆さんも、Zoomより直接人の前に立って発表する方が緊張するようです。
当日は、いつもの笑顔の中にどこか緊張の表情が見えていました。
たくさんの生徒・保護者さんにお越しいただき、大きな拍手で大変盛り上がる発表会となりました!

この記事では、新宿教室と横浜教室でのLT大会の様子をご紹介したいと思います。

LT大会とは?

LTとはLightning Talk(ライトニングトーク)の略称で、プログラマ・エンジニアの間でよく行われている発表会です。

N Code LaboのLT大会では、

  • 自分が作った作品の技術を周りの人に知ってもらう
  • 自分の作品に対してフィードバックをもらう
  • プレゼンのスキルを見につける

などの目的で、小学生から高校生まで様々な子どもたちに発表していただいています。

発表する時間は5分ほどではありますが、発表生徒の皆さんはその5分のために、講師と共にスライドを作り発表練習を一生懸命重ねてきました。
生徒皆さんの熱意が込められた発表会となり、本当に素晴らしいものとなりました。

生徒たちの発表の様子

Wさんは、Unityで2Dシューティングゲームを制作しました!
特にボス戦のシーンにはこだわり抜いていました。
ボスの行動パターンを複雑にしたり、第二形態を追加したりと市販のゲームのようなクオリティの高さでした!

Hさんは、3Dのシューティングゲーム制作に挑戦!
一番苦労したのはプレイヤーだけでなくモンスターの体力ゲージや攻撃の強さも設定したところだそう。
スクリプトをしっかり理解していないと実現できないので、本当によく頑張りました!

Yさんは、Unityで迷路ゲームを制作しました!
迷路そのものを考えることには大変だったが、頭の中のイメージをUnityにしっかりと再現することができました。
ゲームバランスを調整するのが難しかったとのことでしたが、きっちりと作り込まれた迷路ゲームでした!

Sさんは、小学2年生でLT大会に初めて発表者として登壇。
Scratchで対戦ゲームを制作し、大勢の前でも普段通り落ち着いて発表できていました。素晴らしい!!
キャラクターに体力ゲージを設定し、攻撃が当たるときちんと判定されて体力が減っていました!
ゲージがゼロになると勝敗が決します。対戦ゲームの基本を押さえた良い作品でした!

TさんはJavaScriptを使って1人でもしりとりができる「ぼっち・ざ・しりとり」という作品を制作しました!
「同じ単語は使えない」「伸ばし棒や小文字にも対応」など、言葉を機械にきちんと認識させ
厳密なルールをプログラムに落とし込んでいました。
今後は平仮名以外にも対応させ、プログラムに記憶させるボキャブラリーを拡充させていくそうです!

Nさんは、対戦型のアクションゲームを制作しました!
十字キーで操作しクレーンが落とす障害物を避けながら、どちらが生き残れるかを競います。
さらに、対戦が有利になるアイテムをゲットできたり、タイムリミットが近づくとさらなる妨害が
発生するなどハラハラドキドキのゲームでした!

・作品公開URL
https://scratch.mit.edu/projects/785344123/

Mさんは、オンラインにて発表!
Discordを用いて実用的な天気を教えてくれるBotを制作しました。
分からないところはChatGPTに聞いてスクリプトを書いたりと、最新の技術にも意識的に触れていました。
「こんなものがあったら便利なのに」とアイデアを実際に形にしていく姿勢にはとても感銘を受けました。
今後はSiriやアレクサのように質問をしたらなんでも答えてくれるようなBotを作っていきたいそうです!

Tさんは、Swift UIアプリ開発とDicord Botについて発表しました!
メモ帳アプリやアップルウォッチ用のアプリの制作過程も披露してくれました。
今後はもっと多機能なDiscord Botやアプリを作っていきたいとのこと。
技術力が高まるとやりたいことがどんどんと溢れてくるのだなと本当に感心しました!

Kさんは、スライムが主人公のFPSゲームを制作しました!
カウントダウンタイマー、ヒットポイントなどはもちろん、なんとキャラクター選択までも可能。
平野を走り回るキャラクターが印象的な非常に本格的なゲームに仕上がっていました!

HさんはSwift UIアプリを制作しました!
Firebasseを用いたログイン処理を実装し、E-mailとパスワードを使った認証方法を実現しました。
ログイン処理は複雑で難しかったと思いますが、きちんと完成まで持っていく努力と根気を讃えたいと思います!
本当に本格的なアプリでした!

Kさんはフライトシミュレーターを制作しました!
Blenderのマテリアル(戦闘機や戦車)をUnityに導入したり、アニメーションを追加し、精密なモデリングUIを活用
したりと随所に工夫が見られました。自分で厳選した戦闘機を大空で飛ばすことができる、ワクワクする制作物でした!

Kさんは、レジアプリを制作しました!
見やすいボタンの色や形などインターフェースにもこだわりながら、
自分自身でオリジナルのコードをしっかりと書いて理解を深めていました。
今後は商品をクリックした時にカートに複数の同じ商品をたせるようなプログラムに改良したいそうです!



Mさんは「Jamaica」という名前のサイコロを使ったゲームをUnityで制作してくれました!
シンプルながら奥深いゲームになっていて、調整面では今まで学んできた経験が活かされているようで会場からも「遊んでみたい」との声が上がっていました。
今後はUnityでのゲーム製作イベントにもチャレンジされたいそうで、好結果を期待しています!

MさんはPythonを使ってDiscord上のチャットテキストを音声化するbotを制作しました!さまざまなアプリなどを製作してきた経験が活きて、細やかな点までこだわっているなと見受けられました。
特に実際の読み上げ音声の滑らかさには驚かされましたね!
今後はActivityPubに触れて勉強を広げていきたいとのこと。次回の発表が楽しみです!

・作品公開URL
https://github.com/GrapeApple0/discord_voicevox_bot

OさんはUnityで色々なゲームを制作してくれました!
そんななかで集大成として発表してくれたのがビリヤードのゲームです。
物理的な挙動を滑らかにすることはもちろん、勝敗の演出やUIなどにもひと工夫されていて、ハマってしまいそうなゲームでしたね!
今後はPythonも使って制作の幅を広げていきたいとのこと!向上心、素晴らしいです!

IさんはPythonを使って実際の日本の路線図メーカーを制作しました!
オリジナルの路線図でプチ山手線ができたり、色を工夫すると塗り絵として遊べたりと会場はオリジナリティあふれる作品に盛り上がっていました!
路線図に着目する鋭さ、そして丁寧な作り込みに唸らされましたね。
今後も一流のセンスを活かして面白いものを期待していまします!

講師も深い技術、知見について発表

N Code Laboで指導にあたっている講師もLT大会に参戦!
最近話題のトピックやChatGPTなど、これからプログラミングの勉強を続けるとどんなことができるようになるのか
未来の姿を講師が見せてくれました。

子どもたちにとては、ちょっと難しい内容だったかもしれませんが、きっと「いつか分かるようになってみせる!」と
やる気を出しているに違いありません。

T先生は、SwiftUIで私たちの教材をリファクタリングする試みを発表してくださいました。生徒さんの今後の糧になりそうなお話を交え、プログラミングの醍醐味を伝えてくれるお見事な発表でした!
生徒さん皆さんの学習が現代社会でどのような結びつきがあるのかを示してくれた素晴らしいお手本でしたね。

T先生は、人類補完計画と銘打って今話題のChatGPTを解説してくださいました。
今後のプログラミング技術の方向性や未来に向けて笑いを交えながらお話ししてくださいました。生徒さんの意識も高まり、さらにプログラミング学習に対するモチベーションを引き上げてくれる、そんな圧巻の発表でした!

最後はゲーム大会!

久しぶりの対面ということで、講師・生徒の作品に触れる時間を設けました。
横浜教室で1番盛り上がったのはひらがなの「へ」とカタカナの「ヘ」を当てるゲーム!


簡単なミニゲームですが発想の意外性に大いに盛り上がりました。
初めて会った生徒同士で仲良くなってもらえたようです。

発表作品

発表作品の公開URLを掲載いたします。

https://github.com/GrapeApple0/discord_voicevox_bot
https://github.com/akazdayo/pixelart
https://github.com/loveruvwnSol/expo-supabase-app
https://scratch.mit.edu/projects/785344123/

生徒のアイデアを形に

N Code Labo新宿教室・秋葉原・横浜・梅田教室には、教材で基礎を固めた上で自分が興味のある分野に関してオリジナル作品を作る生徒がたくさんいます。

今回のLT大会においてもUnityやPythonの他、JavaScriptやDiscord、Firebaseやblenderなど、学習成果を存分に発揮した生徒が個性豊かな制作物を発表してくれました。

プログラミングは、自分が作りたいものを実際に作り上げるために、調べて情報を活用する力や、アイデアを出して創意工夫する力が必要になります。また、エラーが起きても粘り強く取り組む姿勢も大切です。

N Code Laboでは「少人数制指導」によって、生徒の「こんなものが作りたい」というアイデアを大切にしています。自分が作りたいものに向かって、それを形にするために試行錯誤しつつ、楽しみながらプログラミングを学習してもらえるよう、講師がサポートします。

プログラミング学習を通じて、向上心や諦めない精神力もきっと身についていることでしょう。
次回のLT大会でも、多くの生徒さんの発表が見られることを楽しみにしています。

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