【生徒インタビュー】EXA KIDS 2024エキスパートコース 最優秀賞受賞の相澤心凪さんに直撃インタビュー!

EXA KIDS 2024 エキスパートコース 最優秀賞 受賞

N Code Labo オンライン個別指導コースに在籍の相澤心凪さんが、2024年の11月24日(日)に開催された「EXA KIDS 2024」に出場し、エキスパートコースにて最優秀賞を受賞されました!発表の概要と審査員の方々からのコメントがEXA KIDS公式サイトに掲載されております。また、YouTubeには発表の様子と表彰式のアーカイブもございます。

EXA KIDSとは、「ITやプログラミングを学ぶ小・中学生の子供達、そして子どもたちを取り巻く大人に向けて、IT教育のムーブメントを起こすイベント」EXA KIDS とは | EXA KIDS(エクサキッズ) より引用)であり、使用言語やプラットフォーム、ツールなどの指定がないなかで、コンテストテーマに沿った作品を作りプレゼンテーションを行う大会です。
今年の公式テーマは「『ふわふわ』『ざらざら』『ねばねば』『ぷるぷる』」で、ゲーム、アプリ、映像作品、イラスト、音楽など多岐にわたる作品が発表されました。

今回はこの「EXA KIDS 2024」のエキスパートコースにて最優秀賞を受賞された相澤心凪さんに、コンテストの感想やプログラミングに対する想いなどについて、N Code Laboからインタビューをしました。

<開催レポート 2024(EXA KIDS公式サイト)>
https://exa-kids.org/report2024/

<アーカイブ配信(YouTube)>

ゲームが好きだからこそ、自分で作る

ーーN Code Laboに通おうと思ったきっかけを教えていただけますか?

小4の頃、Scratchの本を買ってもらったことをきっかけに、独学でプログラミングの勉強を始めました。中学生になっ
てからは、同じく独学でUnityも学びはじめたのですが、難しい概念も多く、残念ながら挫折してしまいました。そこで親に相談して、N Code Laboに入会することになりました。

ーーN Code Laboに入る際に思っていた「できるようになりたいこと」は何かありましたか?

「まずはしっかりUnityを学びたい」と思っていました。Scratchでは3Dのシューティングゲームを作るのが難しかったので、Unityの機能を使って実装してみたいと思っていました。

ーーゲームで遊ぶことはどのくらい好きですか?

めちゃめちゃ好きです。小学生の頃にタブレットを触って以来どんどんのめり込んでいって、1日に何時間もやっていたときもありました。でも、そこからゲーム作りもしたいなと思うようになりました。

ーー相澤さんがゲームを作りたいと思う原動力は何ですか?

自分で作ったゲームを遊べるということです。自分の好きなようにカスタマイズができるところが次はどんな機能を組み込んでみようかと考えたりできて、楽しいです。

ーー面倒だったり大変だったりするゲームを作る側に回ってまでゲームを楽しもうとする姿勢が素晴らしいですね。

授業を活用してやりたいことを実現する

ーーN Code Laboで最近学んでいることを教えてください。

今はUnityに関することを中心に色々学んでいますが、ちょうど教材の中級の内容が終わったところです。先日はパーティクルの作成について学び、ゲームを彩るエフェクトを作りました。また、授業外で取り組んでいることとしては、自作オリジナルゲームの「Laser Reflection」と「Neo生態系Evolution」のアプリ化に向けた準備があります。これは、先生に不明点を聞きながら作業を進めています。

ーー自作ゲームのアプリ化について、今の段階でUnity上で動くところまで完成していますか?

あらかたのシステムは完成しているのですが、App StoreやGoogle Playストアに出すまでにはもう少しシステムを改善したいと思っています。

ーーゲームをアプリ化する最大の目的は何ですか?

僕がゲームをアプリ化したいと思っている理由は、一番は知名度や実績を獲得することです。アプリを出すことによっていろんな人に作品を見てもらえるかもしれないですし、将来大学進学などに役立ちそうなメリットも感じています。また、将来的にはお金も稼げるようになれたらと思います。

ーー授業で特に楽しいと感じる瞬間や取り組みはどんなことですか?

授業で特に楽しいと思うのは、自分が知らなかったコードの書き方が出てきたときです。同じ結果を得るものでも新しい書き方や考え方があって、それを知ることで「ワザ」を覚えていくような感覚でワクワクします。また、先生に僕が作ったゲームをレビューしてもらうのも楽しみの一つです。先生から作品に対する意見やアドバイスをもらえるのがとても嬉しいです。

ーー自分の作ったものに対して、ちゃんとわかっている先生からフィードバックがもらえたら参考になるほか、自分の解釈を広げてくれるような知見を与えてくれるのも嬉しいということで、確かに独学では味わえない授業ならではのものですね。

そうですね。僕がやろうとしていることを理解して、アドバイスをくださる先生がいるからこそ得られる経験ですので、そういったところもN Code Laboに入って良かったと思います。

プログラミングと広がる興味

ーー競技プログラミングのようなアルゴリズムに特化した取り組みにはどのくらい興味・関心がありますか?

僕は色々なアルゴリズムを知るのが好きで、知らないものに出会えると嬉しいので、気になってはいました。ただ、競技プログラミングも授業で先生に一度勧められてやってみたのですが、その場で即興でアルゴリズムを考えることを要求されるのが、僕自身あまり得意ではないかもしれないなと思いました。

ーー何か一つ天才的な能力が与えられるとして、ゲームデザインとゲームシステムとゲームアルゴリズムに関するものの中でしたら、どの能力に一番魅力を感じますか?

欲を言えば全部欲しいところですが(笑)、やはり僕はゲームシステムが思いつくという能力に惹かれるところがあります。システムがゲームの一番重要なところだと思っているからですね。

ーーゲーム業界で働きたいという気持ちは今の段階でどのくらいありますか?

会社に属する働き方も個人で開発する働き方もどちらもやってみたいですが、今はどちらかといえば会社に入ってみたいという気持ちが強いです。今は僕個人でゲームを開発しているような感じですけど、会社に入ったら他の人に合わせて開発をすることになると思うので、そういったことを経験するのも力になりそうだと思います。

ーー社会人になるまでにどんな技術を身につけていたいと思いますか?

これまでゲーム開発をずっとしてきたとお話ししたと思うんですが、いろんなコンテストを見ているうちに、人の役に立つような実用的なアプリを作るのも面白そうだなと感じていて、その実用的なアプリを作るにはやはりAIをやっておく必要があるかなと思っています。

コンテストはチャンス!

ーー相澤さんが思うコンテストの良いところやメリットについて、まずは過去に参加されたというN Code LaboのLT大会の感想からお伺いしてもよろしいでしょうか?

N Code LaboのLT大会は5分で話をまとめて発表するという形式だったので、短い時間で要点をまとめて話す必要があって、それを踏まえたプレゼンの資料や原稿を作成する力が必要になると感じました。また、発表をするといろんな人から意見をもらえるので、成長できるチャンスだと感じました。

ーーではEXA KIDS 2024に参加された感想や振り返り、他の人へのおすすめポイントなどがあればお願いします。

EXA KIDSはコースが分かれているのが特徴的で、今回だと「チャレンジコース」と「エキスパートコース」に加えて「ユーモアコース」っていうのがあったんですけど、自分のレベルに合ったコースを選びやすくなっていて、何かコンテストに参加したいと思ったときに参加がしやすいコンテストとしておすすめしたいと思っています。

ーー賞を受賞したことで何か良い影響はありましたか?

それはもちろんありました。最優秀賞ということはコンテストで一番良い賞ということで、すごくモチベーションが上がりましたし自信もつきました。今までやってきたことが評価されたということが嬉しかったです。

ーー次に出てみたいコンテストは具体的に何かあったりしますか?

実用的なアプリという面では「アプリ甲子園」が今までのゲームとは違った分野だと感じていて、今後挑戦してみたいと思っています。

これからのこと

ーーN Code Laboで学んだ内容について、日常で役立っていることはありますか?または、将来の夢につながる経験や発見はありましたか?

将来の夢につながる経験や発見はあって、N Code Laboに入るまではプログラミングで相談できる人がいなくて行き詰まるときがあったんですけど、今はいつでも先生に質問ができるので、ますます制作が楽しくなって創作意欲も上がってという状況です。これまでは漠然と将来はゲームクリエイターになれたらなって思っていたんですけど、今ではアプリ制作にも興味が出てきて、挑戦してみたいと思えるようになりました。

ーー2025年にN Code Laboで学びたいこと、挑戦したいことは何ですか?

まずは今まで制作したゲームをアプリ化して、Google Playストアなどでリリースしてみたいと考えています。また、僕はオリジナルのルールを考えるのが好きなので、新しく考案したゲームをまとめて色々な人に遊んでもらえる場を提供できたらとも考えています。あとは制作の幅を広げるために、AIを学んで新しい視点を取り入れていきたいと思っています。



インタビュー日 2024/12/18



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