本間 祐道

学業もプログラミングもハイレベルでこなす本間先生。高い技術力と優しく頼もしい性格で、多くの生徒から信頼されています。
趣味の筋トレをストイックに行い、気は優しく、力持ち。
自身の豊富なゲーム経験も生かし、新宿教室ではUnityコースとPythonコースを担当しています。
プログラミングとの出会い。
ゲーム好きからゲームを作る側へ
プログラミングを始めたのはいつ頃ですか?
本間:中学1年生の頃、コンピュータ部に入部して初めてC#に触れました。小学生の頃から自分にとって世界一面白いゲームを作りたいという夢があったんです。
壮大な夢ですね。昔からゲームは好きでしたか?
本間:両親によると物心つく前から、家のパソコンに入っていたゲームをやっていたそうです。成長するにつれてRPG系のゲームにハマり、さまざまな有名タイトルをプレーしました。なかでも叔父の家にあった、ランダムに変化するダンジョンを探索するゲームに感動して、その経験が今の私のゲーム観を作っています。今は友達と楽しむ程度で節度を守ってプレーしています。
初めて自分で作ったゲームはどんなものですか?
本間:コンピュータ部の時、簡単なテキストRPGを作りました。ちゃんと作り込んだもので言うなら、2Dのシューティングゲームが最初です。ちょうどfor文を覚えたところで、繰り返しとカウンタ変数を使うことで弾幕や敵の綺麗なパターンを描けるのが楽しかったですね。
プログラミングの基礎は部活動で身に付けたんですね。
本間:そうですね。2年生になってから物理部にも入ったのですが、そちらでもC言語を教えてもらいました。僕の場合、独学が半分、教えてもらうのが半分くらいだったと思います。
独学で苦労した点はありますか?
本間:環境構築、モチベーションの維持、時間の管理が大変でした。プログラミングそのものは意外と大変ではなくて、取りかかるまでのハードルの方が高かったですね。独学の場合、知らないことはずっと知らないままになってしまう可能性もあります。人に教わったり、人と一緒に作業をしていたりすると、知識の共有が自然と行われます。豆知識だったり便利な機能だったりを知る機会が増えて、プログラミングに対する視野がとても広がりやすかったです。人に教えてもらうことと独学とのバランスが大切だと思います。
高校時代にはロボットも作られていたとか?
本間:高校2年生の文化祭で、友達と2人で作りました。ペンを動かして絵を描くロボットで、ハードの部分を友達が、モーターの制御やデータの変換などソフトの部分を僕が担当しました。


勉強とプログラミングについて
プログラミングを始める前は、どんな子どもでしたか?
本間:ゲームのやりすぎで母によく叱られていました。中学に入るまでは周りで1番ゲームが上手い子みたいなポジションでしたね。それ以外には理数系が好きで、特に算数の問題や鉱石・無機化学に興味がありました。幼少期に体操かダンスかの教室に通っていたらしいのと、小学3年〜4年の頃に週1でサッカーを地域のクラブで習っていて、あとは中学受験用の塾にも通っていました。
かなり多忙でしたね。勉強は得意でしたか?
本間:得意だと思ったことはなかったですが、できる方だったと思います。1番点数が取れたのが英語で、勉強していて面白かったのは数学、授業が楽しかったのは漢文でした。英語は私が帰国子女だったこともあり、感覚で点が取れていたのですが、逆に文法という概念が無く取り入れるにはだいぶ時間がかかった記憶があります。数学は大学受験期に質と難易度の高い問題に向き合ったことで面白さを感じられるようになりましたが、それまではあまり興味がなくて、惰性で授業と試験をやり過ごしていました。
プログラミングに英語や数学の能力はどのくらい必要でしょうか
本間:あればあるだけ良いというのが本音ですが、その人のやる気次第で何とかなると思います。英数が苦手だとその分プログラミングを学んでいくのが大変になりますが、やる気が十分にあれば、乗り越えられます。具体的には英語は高校レベルの英単語が分かれば十分だと思いますし、数学も三角関数くらいが分かれば安心かなと思います。
最近作ったアプリやゲームがあれば教えてください。
本間:私が好きなスマートフォン向けゲームのキャラクターと対戦できるチェスのゲームで、キャラクターごとにプレイスタイルが変わるようなAIを作って試しています。他にもゲームを1作品作っているのですが、こちらはいつか世に発表できればいいなと思っています。
本間さんは筋肉もすごいですよね
本間:トレーニングは大学から始めました。最近では春前が1番仕上がっていたと思います。
今も十分ムキムキに見えますが?
本間:最近忙しくてあまりできていないので、かなり萎んでいます。筋トレはお金もかかるので筋肉は贅沢品だと思っています。
多趣味でいらっしゃいますね。
本間:ゲームや筋トレの他にも、イラストやお菓子作りやVTuberやチェスも好きです。チェスは歴史もあって世界規模で楽しめますし、勝ち負けが全部自分の責任なので結果に納得がいくところが好きですね。イラストと3Dモデリングとお菓子作りとVTuberの趣味を生かして、VTuberキャラクターのクッキーを作ったこともあります。
すごくよくできていますね
本間:ありがとうございます。


N Code Labo講師として
本間先生は入職して早い時期からたくさんの生徒さんを受け持っていますね。指導のコツは何ですか?
本間:生徒さんに合わせた授業をすることを意識しています。Nラボには幅広い年齢層の生徒さんがいて、さまざまな背景を持っていらっしゃいます。みなさんの興味・関心・目標・モチベーション・割ける時間・労力・得意なことや苦手なことは当然違ってきますので、そこを理解してなるべく寄り添って、独りよがりな授業にならないよう心がけています。
Nラボの講師としてのやりがいを教えてください。
本間:生徒の成長に尽きます。教えることの喜びは、教え子の成長に他ならないです。
将来の展望について教えてください。
本間:大学院では微生物の研究をしており、食品・医薬品メーカーや省庁などがよくある進路先ですが、私は昔から先生になりたいという思いもあって、それがNラボで教えている中で蘇ってきました。現在は教育分野での仕事を考えています。
本間さんが思う、プログラミングの面白さは何ですか?
本間:書いた通りにちゃんと動いてくれることです。秩序を感じるところが1番好きで面白いと思います。
最後に、Nラボがおすすめの理由を教えてください。
本間:Nラボは講師のレベルが高くて、講師同士の仲も良いのですごく雰囲気が良いです。他のスクールに比べて本格的なことができるというのも特徴です。
ぜひ一度体験授業にお申し込みください。